畜産ニュース

牧野改良用トラクター４台購入に決る

  　美作集約酪農地域は昨年12月10日酪農振興法にもとづいて農林省から指定されたが，これを推進するためこのほど農林省から岡山県に対し草地改良指導旅費19万3,000円，トラクター購入費650万円を配分するとの内示があった。

 　これはトラクターを導入して牧野の開墾，改良を行い，飼料の自給度を高めて酪農生産費を切下げるのが目的で，トラクター４台，ジープトラクター１台および付属農機具を購入，美作地区の草地の開墾，改良に着手する。

 　この実施にあたっては「トラクターによる牧野改良事業受託規程」によって，申請があれば１町歩当り（新墾）２万円−３万円の賃貸料で草地の開墾，１日当り２万円で排土事業を行うことになっているが，余力があれば希望に応じて他地区へも貸出しされる。