ホーム>岡山畜産便り > 復刻版 岡山畜産便り昭和31年2月号 > 畜産ニュース 飼料自給経営地 津山市に設置 |
昭和30年度飼料自給経営地は,このほど津山市に決定した。昨年度は久米郡久米町が指定されたが,今年度は津山市のジャージー地区が指定の対象となったものである。
この事業は,飼料作物を導入し,良質の粗飼料を増産し,これを合理的に貯蔵利用し,飼料の質的量的な自給度を増大することによって,年間飼料平衡を保持して,酪農経営の安定向上のモデルとして設置されたもので次の事業を行い,総事業費80万9,820円の3分の2(国庫,3分の1,県費,3分の1)53万9,880円の助成が行われる。
土壌改良 炭カル1,800貫,熔燐900貫
種子の購入 レンゲ150kg,青刈燕麦144kg,コモンベッチ120kg,カブ9kg,レープ6kg,青刈とうもろこし360kg,青刈大豆210kg
農機具 自動耕耘機1台,カルチベーター 5台
サイロ建設 5尺×8尺 30基
カッター購入 3台