フリーストール・ミルキングパーラーシステム−岡山県内フリーストール酪農経営事例集− 事例3 勝田郡勝央町
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事例3 勝田郡勝央町



T.経営の概要

1.労働力

家 族:男 2人 女 2人
臨 時:年間のべ  24人

2.飼養頭数

ホルスタイン経産牛 108頭
ホルスタイン育成牛  30頭

3.土地面積(実面積)

敷 地 11,200u 飼料畑 620a

4.年間出荷量

     850t



U.飼養管理

1.経産牛

@管理方法
 管理群数−搾乳牛1群 乾乳牛1群
A飼料給与
 給与場所−牛舎内給餌路
 給与形態−TMR飽食
 給与方法−TMR自走ミキサー
 給与基準−乳量30s
 給与内容
  搾乳牛:圧ぺんトウモロコシ
      外麦、豆粕、綿実、醤油粕、ビール粕、ちんぴ、糖蜜、スーダン乾草、
      ルーサン乾草、ビートパルプ、炭カル、第2リンカル、イーストカルチャー
      コーンサイレージ
  乾乳牛:ビートパルプ、ちんぴ、ルーサン乾草、フスマ、麦、スーダン乾草、
      バミューダ乾草、チモシー乾草
B搾乳前後の処置
 前−タオル清拭<br>
 後−ディッピング
C繁殖管理
 授精場所−フリーストール牛舎内
 授精方法−人工授精 10%
Dその他
 牛群検定−実施している

2.哺乳・育成牛

哺乳施設−カーフハッチ
離乳時期−生後40〜50日
     ペレットを2s/日を食べ出してから
育成施設−旧牛舎
種付時期−13ヵ月齢を目安。



V.労働時間作業体系フローチャート




W.牛 舎

1.ストール

ストール数 −96床 列数−4列
牛床の素材 −土
敷料の種類 −なし
収容可能頭数−96頭

2.製造・工法・材料

構造の種類   −鉄骨造
基礎工種類   −独立基礎
基 礎 杭   −なし
屋根の勾配   −3/10
架構の形式   −鉄骨中柱つき山形ラーメン
継手・仕口   −ボルト溶接
外壁開口部の建具−全開放
換気の方法   −換気扇
暑熱対策    −強制換気、開放牛舎
屋根葺材    −ガリバニュウム鋼板
床       −メッシュ筋コンクリート
腰       −コンクリートブロック
飼   槽   −コンクリートウレタン塗床
水   槽   −FRP
ストール柵   −亜鉛鋼管



X.パーラー

1.パーラー

パーラー種類−ヘリンボーン8頭W
バルククーラー容量−4000l

2. 製造・工法・材料

構造の種類   −鉄骨造
基礎工種類   −独立基礎
基 礎 杭   −なし
屋根の勾配   −3/10
架構の形式   −鉄骨中柱つき山形ラーメン
継手・仕口   −ボルト溶接
外壁開口部の建具−
換気の方法   −換気扇
暑熱対策    −強制換気
屋根葺材    −大波石綿スレート
床       −コンクリート
腰       −コンクリートブロック
壁       −小波スレート
仕切柵等    −亜鉛鋼管

3.ホールディングエリア

クラウドゲイト−あり
屋     根−なし
通路との兼用 −なし
スリップ防止策−メッシュ溝



Y.ふん尿処理

処理フローチャート

1.畜舎内の排ふん状況

ストール上    −  2%
ストール以外   − 98%
1日平均ふん尿の量−5t/日(推定値)
排出方法     −バーンクリーナー

2.パーラー排水について

1日平均排水量  1t/日(推定値)
沈澱曝気槽→植物露床→排出

3.処理後の利用

◇乾乳牛用ベットの乾材
◇圃場散布
◇無償提供



Z.建築費用

1. 牛  舎

建 築 費−30,591千円
設計事務所−(株)山陽設計
施行社名 −(株)ミヨシ
建築年次 −平成6年度
補助事業名−公社営畜産基地建設事業



2.パーラー

建 築 費−64,736千円
設計事務所−(株)山陽設計
施行社名 −(株)ミヨシ
建築年次 −平成6年度
補助事業名−公社営畜産基地建設事業





\.導入に当たって留意した点

導入に当たっての留意点

◇ミルクメーターと管理コンピューターは必要。
◇作業時間の大幅な縮小は有り得ない。
◇牛舎の傾斜。
◇薬槽があったほうが良い。

その対策

◇雇用労働力(パート)
導入後の効果
◇作業時間の短縮。
◇1頭当り乳量の増加。

反省点

◇ふん尿処理の増設

セールスポイント

◇夏は涼しいため乳量の減少が少ない。
◇死廃の減少。

アドバイス

◇労働力に合った飼養頭数にすること

将来の経営計画

◇現在の規模を維持



図1
図2
図3
図4