フリーストール・ミルキングパーラーシステム−岡山県内フリーストール酪農経営事例集− 事例8 笠岡市
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事例8 笠岡市



T.経営の概要

1.労働力

家 族:男 1人 女 1人
常 雇:女 1人
臨 時:年間のべ  24人/日

2.飼養頭数

ホルスタイン経産牛 110頭
ホルスタイン育成牛  60頭

3.土地面積(実面積)

敷 地 11,500u 飼料畑 517a
採草地 447a

4.年間出荷量

       900t



U.飼養管理

1.経産牛

@管理方法
 管理群数−搾乳牛1群 乾乳牛2群
A飼料給与
 給与場所−牛舎内給餌路
      フィードステーション
 給与形態−TMR+濃厚飼料の増飼い
 給与方法−TMRミキサー
      フィードステーション
 給与基準−搾乳牛:なし
      乾乳牛:分娩前2週間
 給与内容
  搾乳牛:スーダン乾草、ルーサン乾草、ケントップ
      大豆皮、トウモロコシ、
      ビール粕サイレージ、綿実、発酵促進菌、
      魚粉、糖蜜、炭カル、第2リンカル、
      食塩、配合
  乾乳牛:スーダン乾草、チモシー乾草、
      分娩2週間前よりTMR
B搾乳前後の処置
 後−ディッピング
C繁殖管理
 授精場所−キャッチぺン
 授精方法−人工授精
Dその他
 牛群検定−実施している

2.哺乳・育成牛

哺乳施設−カーフハッチ
離乳時期−生後45日齢
育成施設−現在はなし
種付時期−現在、預託または購入。



V.労働時間作業体系フローチャート



W.牛 舎

1.ストール

列   数 −  2列
敷料の種類 −おが屑
収容可能頭数−100頭

2.製造・工法・材料

構造の種類   −鉄骨平屋造
基礎工種類   −深層コラム工法
基 礎 杭   −あり
屋根の勾配   −3/10
架構の形式   −H鋼ラーメン
継手・仕口   −重ね継手
外壁開口部の建具−東:開放 西:スライドシャッター
         南:開放 北:巻上げカーテン
換気の方法   −自然換気
暑熱対策    −細霧、換気扇送風
屋根葺材    −ガルバニュウム鋼板大波板
床       −コンクリート
腰       −鉄筋コンクリート
壁       −なし
飼   槽   −鉄筋コンクリート
         トライスティク塗
水   槽   −ウォーターカップ



X.パーラー

1.パーラー

パーラー種類オートタンデム4頭W
バルククーラー容量−4200l

2. 製造・工法・材料

構造の種類   −鉄骨平屋造り
基礎工種類   −深層コラム工法
基 礎 杭   −あり
屋根の勾配   −3/10
架構の形式   −H鋼ラーメン
継手・仕口   −重ね継手
外壁開口部の建具−東:片開戸  西:片開戸
         南:壁    北:片引戸
換気の方法   −換気扇 2基
暑熱対策    −ルームエアコン
屋根葺材    −ガルバニュウム鋼板大波板
床       −コンクリート
         マスタープレート
腰       −コンクリートブロック
         陶器質タイル
壁       −LGS、ケイ酸カルシウム
仕切柵等    −鉄鋼

3.ホールディングエリア

フリーバーンの一部を兼用





Y.ふん尿処理

処理フローチャート

1.畜舎内の排ふん状況

フリーバーン   −100%
1日平均ふん尿の量−7.9t/日(推定値)
排出方法     −ショベルローダー

2.パーラー排水について

ミルカー洗浄 −200l
バルク洗浄  −165l
床 洗 浄  −200l
1日平均排水量−0.565t/日(推定値)

3.処理後の利用

自己利用



Z.建築費用

1. 牛  舎

建 築 費−12,000千円
設計事務所−(有)太田建築設計事務所
施行社名 −(有)松建住宅
建築年次 −平成6年度
導入資金名−総合施設資金
      農業経営基盤強化資金
補助事業名−農場公社牧場設置事業
 ※一体型によりパーラーも含む



\.導入に当たって留意した点

導入に当たっての留意点


◇1人で管理作業ができること
◇牛の生理行動に自然なこと
◇ふん尿処理の省力化をはかる

その対策

◇パーラー、牛舎、堆肥場を一体構造にした
◇フリーバーンにした
◇牛舎内でのふん尿の乾草を促進させる

導入後の効果

◇牛へのストレスが少ない。

反省点

◇現在の牛床面積によるフリーバーン
 方式は100頭が限界

セールスポイント

◇牛のストレスが少ない
◇パーラーの待機場が必要ない

アドバイス

◇導入前に管理経験を積めば、計画しやすい
◇フリーバーンは8u/頭以上必要。

将来の経営計画

◇1頭当り年間乳量9500s
◇平成8年より草地管理の規模拡大に伴う労働力を常時雇用し、確保する。


図1
図2
図3
図4