既刊の紹介岡山県畜産史

第2編 各論

第5章 その他の家畜家禽

第1節 馬

4 馬の利用

(2) 役馬共進会

 大正13年(1924)畜産奨励規則(大正8年,農商務省第12号)の改正により,役馬共進会においても,従来の種畜種禽と同じく,受賞者に対して賞金を授与することになり,また,14年(1925)5月9日,畜第2664号をもって県畜産組合連合会の行なう競犁会等の畜力利用施設に対して,施設に要する費用の2分の1以内の奨励金が交付されることになり,役馬共進会等が盛んに行なわれるようになった。
 岡山県において開催された役馬共進会は,昭和5年(1930)5月29−30日,岡山市東山において第1回が開催され,30頭の出品があった他,馬の能力検査も併せ行なわれている。ついで,第2回(昭和6年)から第4回(同8年)まで毎年行なわれ,第5回(同10年)まで,すべて岡山市で開催された記録が見える。これより前,昭和3年(1928)10月28日から,東京上野公園で全国馬匹博覧会が開催されているが,岡山県からの出品など不詳である。