既刊の紹介岡山県畜産史

第2編 各論

第5章 その他の家畜家禽

第1節 馬

6 馬事団体

 馬事関係団体は,明治33年(1900)法律第20号をもって公布された産牛馬組合法による各郡市単位の産牛馬組合にはじまった。これらは,大正4年(1915),法律第1号をもって公布された畜産組合法により,畜産組合と名称を変えた。大正7年(1919)11月30日,これらの連合会として県段階に岡山県畜産組合連合会(県畜連と略称)が設立された。
 県畜連の行なうおもな事業は,定款の定めるところにより,種畜の供給,物品の購買販売事業,家畜市場の経営,共進会等の開催,牛馬の衛生業務,牧野関係事業などであったが,昭和4年(1929)には,「岡山県畜連役馬共同購入補助規程」を設け,役馬の県外からの導入を促進している。
 第二次世界大戦中,昭和18年(1943)3月10日,法律第46号をもって公布された農業団体法の規定に基づいて,畜産組合法は馬匹組合法と改定され,対象家畜は馬だけとなった。これにより,県畜連は岡山県馬匹組合(組合長土屋源市)となった。終戦により,昭和23年(1948)7月15日,法律第166号をもって公布された「馬匹組合の整理等に関する法律」により,馬匹組合は同年7月30日解散し,資金一切を岡山県に引き継いだ。