既刊の紹介岡山県畜産史

第2編 各論

第5章 その他の家畜家禽

第6節 蜜蜂

2 腐蛆病の発生

 腐蛆病は,昭和18年(1943)九州に発生し,従来の発生と異なり,やや大規模な流行を見たが,大事に至らず防圧された。25年(1950)7月,北海道に発生した本病は,その後年々各地に発生するようになり,29年(1954)12月,農林省は腐蛆病対策協議会を開くなど種々防疫対策を講じ,30年(1955)2月には,全国防疫主任者を集めて防疫対策協議会を開催した。
 岡山県においては,31年(1956)2月24日,「ふそ病まん延防止に関する規則」(県規則第20号)を発布している。その後,県内におけるふそ病の発生は,44年(1969)4月,岡山市三浜町に2戸2群,同年9月児島郡灘崎町および岡山市青江に各2群,同年11月津山市二宮に一群の発生があり,49年(1974)5月,岡山市米田に3群発生,15群焼却処分し,翌50年(1975)5月,川上郡備中町平川に発生を見ている。