既刊の紹介酪農経営診断のまとめ平成15年

酪農経営診断のまとめ 平成15年

診断農家の動向

2.労働力

 経営診断農家の労働力員数(労働力1人=2、200時間)は図10のとおりで、飼養頭数規模の変化と同じように変化している。ここで言う労働力員数は投下総労働時間を2、200時間で除した値で、飼養頭数規模の変化に伴い、投下労働時間が変化していることを意味する。しかし、平成8年以降、飼養頭数規模が増加したにもかかわらず、投下労働量が変化していないのは、フリーストール等放し飼い方式の導入による省力化の成果と考えられる。