既刊の紹介酪農経営診断のまとめ平成15年

酪農経営診断のまとめ 平成15年

診断農家の動向

3.飼料生産

図11のように、経産牛1頭当たり飼料作付け延べ面積は、飼養頭数の増加に伴い、逆に縮小傾向にある。 基本的に飼料作付面積が拡大しない理由については、毎年ここでのべているが、@購入飼料と比較して自給飼料生産コストの割高感、A購入粗飼料と比較して自給飼料の品質の不安定性、B土地集積の困難さ、C多頭飼育による労働力不足が上げられる。しかし、家畜ふん尿の有効活用という観点から、飼料生産を見直す動きも広がりつつある。