既刊の紹介酪農経営診断のまとめ平成15年

酪農経営診断のまとめ 平成15年

診断農家の動向

4.産乳成績

 経産牛1頭当たりの年間産乳成績は、図12のとおりである。診断農家の経産牛1頭当たり年間産乳量と岡山県の同乳量はほぼ同様の動きをしていた。平成10年、11年と減少した乳量は、平成12年から上昇に転じ、平成12年8,268s、13年8,721sとなった。しかし、14年は8,506kgと減少した。また、岡山県の同成績は平成12年には7,454sと増加したが、13年は7,335s、14年は7,176sと減少した。牛群検定農家の同成績は、平成12年に9,058sと、ついに9,000sを突破し、13年は9,154s、14年は9,153sであった。平成元年の産乳量を100としてそれぞれの伸びをみると、経営診断農家は125、県平均は117、牛群検定農家は121となる。