| ホーム > 岡山畜産便り > 岡山畜産便り2006年8月号 > 〔普及の現場から〕新見管内の新しい取り組みの紹介 |
官公庁では,多くのPSDが排出されていますが,焼却処分されているのが現状です。また,肉用牛農家では,敷料として一般にはオガクズが使用されており,PSDの利用実績はほとんどありません。
そこで,今年度は肉用牛農家において,PSDとオガクズを混合したものを,敷料資材として使用し,資源リサイクルを図る取り組みを始めました。
水分を含まず雑菌が発生しにくく,保温性も高く,敷料に適しています。
敷料としての使用後は,堆肥の原料として活用できます。紙やインクの成分が土壌に与える影響もなく安全であると確認されています。
(1) PSD排出量調査(6〜7月)
県民局新見支局,新見市役所等から排出されるPSDの重量をは握します。6月の1カ月間では150sが排出されました。

図1 PSD有効利用計画
(2) 収集体制の確立と協力依頼(6〜9月)
役所間のPSDの収集ルートとストック場所の確保及び農家への運搬方法を確立します。
また,牛やたい肥にとって,安全・安心なPSD確保のためのキャンペーンとして,関係庁舎のシュレッダーごとに,図のような啓発チラシを掲示しています(図2)。

図2 PSD有効利用啓発チラシとキャンペーン風景
(3) 現地実証(10〜12月)
PSD入り敷料としての適当な混入割合及びたい肥化の進み具合等の実証確認を行います。
PSDを使うことによって,牛体の汚れ具合や敷料交換期間の変化及び低コスト化が図られるのかなどをまとめたいと思っています。
(4) たい肥化試験(9〜10月)
おが屑との最適混合比率を調査するためのたい肥化試験を行います。
来年秋季に開催される鳥取全共に向けての気運が,和牛産地の新見では盛り上がってきています。
6月末に県下トップを切り,新見市出品対策協議会(会長:二摩紀昭JA阿新組合長)が種牛の巡回調査を開始しました。去勢肥育牛については前年度から育成段階での調査を行い,挙N多和牛牧場,JA阿新千屋肥育センターで肥育しています。
新見の和牛は前回の岐阜全共で17頭が県の代表となり,うち14頭が優等という輝かしい成績を残しています。
![]() 図3 全共候補牛の巡回調査 |
![]() 図4 千屋牛振興キャップ |