ホーム
>
岡山畜産便り
>
岡山畜産便り1996年10月号
> 96おかほく黒ベコサミットについて
「ひろば」
96おかほく黒ベコサミットについて
岡山県畜産課
北海道では,岡山県畜産公社桜野牧場が拠点となり,岡山和牛が定着しつつあります。このような中で,両道県の和牛関係者が一堂に会し,意見交換を通じて相互の親交を深め,和牛振興に資することを目的として,岡山県,岡山県畜産公社,岡山県経済連並びに岡山県産牛肉銘柄推進協議会の共催で「おかほく黒ベコサミット」を平成6年度から開催しています。
今年度は8月1日に紋別市や小清水町など道東地域の和牛関係約50名かつ,北見市に集い,を参集し意見交換会や岡山和牛飼育農家の巡回視察を実施しました。
意見交換会では,「おかほく黒ベコの現状と定着」と題してフォーラム形式による討議を行いましたが,中でも「子牛に粗飼料を十分給与してほしい」とか「岡山和牛の特徴である増体を落とさずに肉質の改良を進めて欲しい」といった活発な意見が出され,岡山和牛に対する期待の大きさを感じました。
今後,このサミットを通じてより一層の岡山県和牛のPRと北海道における定着に努めて行きたいと考えています。