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○久子さんは,津山市のサラリーマンの家庭に生まれ,結婚するまでは牛どころか土にも触る機会のほとんどない家庭に育ちました。
そして高校時代に知り合った,酪農家のご主人とS55年に結婚されて,初めて酪農に接しました。
しかしながら元来,体を動かすことが好きな久子さんは,酪農の生活にすんなりと溶け込めたそうです。
現在では,毎日の搾乳作業や日常管理は勿論のこと,夏作トウモロコシ,秋冬作イタリアン合わせて4ゥ以上ある自給粗飼料生産もまた,ご主人と一緒に行っていますし,ご主人が留守の時でもお母さんと一緒に牛舎を任されるまでになりました。
また,作業面だけでなく,経営面においても町の酪農組合が主催する,パソコンによる複式簿記研修会などにも参加されており,積極的に取り組まれています。
このように何事にも,一生懸命取り組まれる久子さんは,県の就農相談員として新規就農を目指す若者のアドバイザーとしても活躍しています。
○前述のように,久子さんは森本牧場の酪農を担われていますが,仕事に追い回されるだけの毎日という訳ではありません。
毎日の酪農にゆとりの時間を作るためにヘルパー組合の創設当時からヘルパー制度を積極的に利用し,毎月1,2回は必ず利用をしてきました。
また地域でのスポーツ活動(ソフト,バレー,綱引き)やPTA活動などは夫婦両方で,酪農経営から時間を作って積極的に参加していますし,年に一度の地域の婦人部の泊まりがけの旅行が恒例となっています。
ご主人の達也さんは,スポーツ少年団の指導もしており,地域内での活動や関わりを大切にしていくと同時に,自分たちも楽しめる酪農経営の確立をしていきたいとのことです。
○今後も大変苦しいといわれている酪農情勢の中にあっても,後ろ向きにならず前向きに,自給粗飼料生産やパソコンによる経営管理の徹底により経営の低コスト化を推進したり,また酪農の生産,環境改善を目指して,町で計画中の大型堆肥センターの活用に取り組んで行きたいとのことです。
このように久子さんは,いつも陽気に3人の子供のお母さんとして,家族と家庭を優しく包みながら,共同経営者として,明るく酪農経営を行っています。
1.家族構成・労働
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2.経営規模
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