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ホーム>岡山畜産便り > 岡山畜産便り1997年9月号 > 畜産環境問題について |
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人 人 人 鶏 人 鶏 牛・豚 人 鶏 家畜 人 家畜 家畜 人 |
アンモニア臭を感じる アンモニア臭を強く感じる 呼吸器系の不快を覚える 呼吸症状が出始める 目の不快を感じる場合がある 角膜炎が起こり始める 肺炎、飼料効率の低下が起こり始める 頭痛、吐き気、食欲減退等が起こり始める 採卵鶏の産卵率の低下がひどくなる 生成熟の遅延 アンモニア臭に耐え難くなる 飼料効率、増体重の低下の悪化 病気の多発 人の窒息致死濃度 |
畜産経営においては各種の臭気が様々な場所から発生するが,その発生源の大半は,家畜が排泄したふん尿である。特に,ふん尿に含まれている有機物が微生物の作用によって分解され,様々な悪臭が発生する。
一般に,好気性微生物による有機物の分解は速やかに進行するため,悪臭の発生は比較的少ないとされている。したがって,悪臭は嫌気性微生物の活動が活発となる条件,つまり,ふん尿の水分が多く,内部が嫌気性になり,時間が経過するほど悪臭発生量が増えることになる。要するに,悪臭の発生は家畜ふん尿の嫌気性発酵によるものであるといえる。
したがって,悪臭対策の基本は,嫌気性微生物の発生を押さえることに他ならない。畜舎内でもふん尿分離,畜舎からの早期搬出,好気性微生物による早期処理,畜舎の床や通路,特にふんの乾燥などが基本である。
このように畜舎における臭気対策としては,こまめな清掃が最も重要であるが,舎外においても清掃は重要である。悪臭苦情は目で見た際の不潔感による心理的なものによる場合が極めて多い。花を植え,美化に努めている農家では,畜舎内外の清掃にも細心の注意を払っているので,苦情は少ない。このように美観と目隠しと臭気対策を兼ねた畜舎周辺への植樹も大切である。
最後になるが,畜舎内外の清掃・美化に努めるとともに,近所付き合いに対する心配りが大切ではなかろうか。