| ホーム>岡山畜産便り>岡山畜産便り昭和25年7月 |
農林省畜産局では最近における我国畜産事情に鑑み根本的に施策の転換を講すべくかねてより検討を続けていた様であるが最近局内各課の総合的立案のもとに振興策を樹立し予算獲得に積極的動きを展開して居りその成果は期待されている。
この内容の骨子は
人工授精所の拡充と種雄畜の活用方法。
家畜価格の暴落と消流の不円滑な情況並びに農家の金詰りから役畜導入の無力状態に鑑み国の買上げと貸付事業の復活をする。
中間利潤の減少,消費者の増大,生産者の利便を目途として
1.大消費地に展示販売所を設立して市場の拡張を図る。
2.大消費地に畜肉,鶏卵の冷蔵設備を作り季節性変動をコントロールにする。
3.加工技術者の養成
4.簡易屠場を設置して農家の自家利用を促進する。
以上をもってこれに要する17億円の予算を計上して臨時国会に補正予算として提出する様準備しているがこの成果はどうなるか?畜産施策としては一段と飛躍した構想があり各方面より注目されている。