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図14に診断農家の成雌牛1頭当たり飼料作付け延べ面積の推移を示した。飼料 作付け延べ面積は、平成3年度(21.1a)から平成7年度(11.4a)まで年々減少しており、平成8年度(17.5a)は対象農家の大幅な変更により増加したが、その後も減少傾向を示していた。しかし、平成 11年度は転作の強化により休耕田等を積極的に利用したため、飼料作付け延べ面積が 20.2aまで増加したものと思われる。
図15に診断農家の成雌牛1頭当たり飼料作付け延べ面積の分布を示した。平均は28.3aであるが、10a未満が11事例(47.8%)と最も多く、20a未満で全体の69.6%を占めている。一方、50a以上の経営も4事例(17.4%)あり、経営間で大きな差があった。