既刊の紹介酪農経営診断のまとめ平成15年

酪農経営診断のまとめ 平成15年

診断農家の動向

8.借入金残高

 経産牛1頭当たり借入金残高は図16のとおりである。平成7年、8年の残高が特に多いのは、平成7年からフリーストール等放し飼い方式による経営の診断を開始したことによるものである。平成9年以降減少したことについては、前記のフリーストール等放し飼い方式による酪農家の頭数規模が目標にほぼ到達した結果、経産牛1頭当りの借入額が減少したことによるものと思われる。